煙突ステージ

今日は少し遅れての結婚記念パーティーをしました。妻がワインにあうツマミ色々作ってくれてアマゾンプライムで仮面ライダーディケイド見ながら子供が眠くなるまで飲んでいました。うーん幸せ。

では曲紹介、6のラストナンバー

「煙突ステージ」

怪談で時々見かける高いところにいる幽霊。電信柱とか鉄塔の上に佇んでいる幽霊。最初はこれをネタにしようと考えました。それで不吉な高いところ考えて火葬場の煙突を思いついたんですが今、高い煙突がある火葬場って無いみたいです。そこで使われていない廃墟と化した田舎の火葬場と舞台設定しました。しかしそうなると廃墟の煙突でボーっと突っ立ってても目撃者もいないしお話が広がりません。どうしたものかと考えていたら急にあるビジョンが思い浮かびました。煙突の上でクルクル、ヒラヒラ踊る女の子のビジョンが。月光をバックに煙突の上で踊る少女の幽霊。メチャクチャ美しいじゃないですかwこれで行こうと決めました。

怪談なんですから目撃者が必要です。これは幽霊のダンスや歌に魅入られたファンという事にしました。毎週、あしげく火葬場に通う男の子です。現場では同じく魅了された人たちがいてペンライトとか振ります。ですが何をしても彼女には届きません。お化けだから。ここらへんの雰囲気は私がPerfume追っかけていたときの事を参考にしています。どんなに熱意こめてもアイドルには届きません。またアイドルも受け取ってはいけません。握手会などアイドルとファンの距離を縮める手法が今とられていますが見る側と見られる側には絶対的な断絶が必要だと思います。これをないがしろにしてはエンターティメントは成立しないと思います。この曲の女の子やイキグサレはこの世のものじゃないので自然に断絶していますがリアルのアイドルは大変だなと思いますw

妖怪サンタ

娘の保育園で園庭で捕まえたであろうカマキリが飼われていて今日迎えに行ったら、たまたま捕食シーンを見ることが出来ました。肉眼で見るのははじめてです。凄くラッキーでした。

それはそうと曲紹介!6の九曲目

「妖怪サンタ」

私が持っている妖怪図鑑っていうかRPG用の資料集にサンタクロースが載っていまして。世界中の妖怪、妖精が載っているんですからサンタクロース載ってても考えてみればおかしくは無いんですが妖怪と同列にサンタが扱われているのは目から鱗でした。

結婚して子供が生まれると独身のころは毛嫌い、下手すると悪意を感じていた各種イベント。誕生日やバレンタイン、クリスマス。これの重要性が分かってきました。普段言えない感謝の言葉や愛情表現を無礼講でやれるってのは家族と言うコミュニティに素晴らしくポジティブな効果を発揮します。リア充死ねと言われてしまうかもしれませんが性的なこと、打算的なこと抜きにして優しい気持ち、幸せな気持ちになれるようになりました。そこでイキグサレ版クリスマスソングを作ろうと思いました。

となるとサンタを妖怪として扱うというのが利いてきます。5の曲紹介の時にも言いましたが妖怪を現象として捉える方法をとってサンタを現象として考えました。私の感動した言葉で「サンタを信じているのは子供。サンタを信じていないのも子供。自分がサンタだと知っているのが大人」と言うのがあります。プレゼントをあげて、もらって嬉しい気持ち。みんなでご馳走食べて楽しい気持ち。そういう現象がサンタクロースなんだと思いました。無条件に優しく、嬉しくなっていい日。そんな感じを曲に出せていたらいいのですが。

お父さん遊園地

案の定、息子が夏休みの宿題やってなく昨日、今日と手伝っていました。疲れた・・

はい曲紹介、6の八曲目

「お父さん遊園地」

この曲はまたブリブリのファンクを作りたくなって作った曲です。今回はブラスも入れてよりファンク感を出そうとしました。ファンクって臭ってきそうなビートが特徴ですが私のイメージではなんか子供っぽい玩具みたいな雰囲気があります。youtubeとかで昔のファンクバンドの映像、ド派手な衣装着た黒人たちがブリブリ楽器弾いて歌って踊っているのを見ると玩具箱ひっくり返したような楽しい気分になります。

そこでファンクと子供の親和性は高いということで子供の歌にしました。おっぱいあげたり離乳食作っている妻を見て俺も負けられないと思ったんですがこの時期の男親って高い高いとか飛行機ぐらいしか出来ることないんですよねw役立たずです。ですから歌詞で最高の高い高いと飛行機で世界一の遊園地になりたいという願望を出してみました。今では生意気な減らず口を言っていますが好かれてはいるようで私も好きです。今でも私、マンガや映画や音楽やお化けの知識を総動員して遊園地であろうとしていますw

一撃必殺ガール

なかなか曲作りの時間がとれずに四苦八苦していますが来週から子供の夏休みが終わります。バリバリ曲作るぞ!でもその前に夏休みの宿題手伝わないと!

はい曲紹介、6の七曲目

「一撃必殺ガール」

このブログで前に書いた私が好きな作曲家、小杉保夫さん。小杉氏が作るちょっと古臭さが残る懐メロのようで適度なダサさがあって、しかし凄くカッコイイ曲。そんな感じを目指して作り始めました。歌詞も氏が作曲された「おジャ魔女ドレミ」や「初代プリキュア」のような女児バトル物を意識しました。で、バトル物といえば必殺技。必ず殺すと書いて必殺技です。でもマンガやアニメ、ゲームでも必殺技って大ダメージを与える技で殺しません。そこで繰り出せば100%相手が死ぬ技を体得した女の子の話にしてみました。

きっとこの技、非常に使い勝手が悪いと思います。懲らしめる程度の事でも殺しちゃうし親の敵でもいない限り殺したい相手なんかいないでしょう。日常生活ではまったく役に立たないと思います。そういう感じでユーモラスな曲に仕上げたんですが、殺人や犯罪が日常の地域では有効利用出来るのでしょう。死を笑いとして扱えるのは平和の証拠のような気がします。ありがたいことです。

この曲から「○○ガール」必ずアルバムに一曲入れるようになりました。題名にガールつけると非常に作詞しやすい事に気付いたからですw

ラブラブウォーター

昨日は曲作りでほぼ徹夜状態でクラクラしています。

曲紹介、6の六曲目

「ラブラブウォーター」

この曲の一番最初のアイデアは知らない人のツイッターかなんかの書き込みでした。それは「幼女のおしっこ飲みたい」という非常に気持ち悪いものでしたが「人間の半分以上は水分。だからおしっこは幼女そのもので飲む事によって自分の体の中で永遠に結ばれる」みたいなこと書いてあって、それは「なるほど」と思いました。たしかに物質として肉体を愛するなら主成分である水分は重要です。でも水分はおしっこや汗で出て行き食物や飲料で入って来て常に循環しています。では肉体の水分さえ愛おしいって状況になったら愛する対象は・・・なんて考えていたら地球規模の話になってしまいました。なにか一つを真剣に愛したら世界全部愛する事になるってのはなんか凄く壮大で素敵なことのように思えます。

あわせる曲はとにかく優しく爽やかにしてみました。こんな曲ですが元はおしっこなんですよねぇw

 

テトラポーダ

昨日は娘の習い事の発表会でした。会場の地下に楽器屋さんがあって電子ドラムが置いてあり息子と触らせてもらったんですが欲しくなってしまいましたwドラム練習した事ないですが、これだけ音楽やっているとちょっと遊んでいると簡単なのは叩けるようになるんです。息子も尊敬のまなざしで見てくれますしね!

はい曲紹介です!6の五曲目

「テトラポーダ」

この曲もいままでイキグサレでやってなかったジャンルをやろうと作りました。今回は4ビート、ジャズのリズムです。クールな感じのハイテンポなジャズを目指しました。歌詞は時々怖い話で見かける四つん這いで這い回る幽霊を題材にしています。見た目のインパクトは十分です。有名なホラー漫画「座敷女」でもラスト四つん這いで走っていました。

あと私、よく見る夢で「空を飛ぶ夢」にならんで「四速歩行で走り回る夢」をよく見ます。なぜか夢の中では四速歩行で物凄く速く走る事ができて凄く疾走感や爽快感を味わえる大好きな夢です。この疾走感、爽快感も少しだけ混ぜようとしたんですがやっぱり不気味さが勝っちゃいましたねえ。

題名は「四つん這いの女」じゃクールな感じがしないので色々調べたところ、四肢を持つ陸上脊椎動物の事を全部ひっくるめてテトラポーダと言うらしくこりゃあいいやと採用しました。なんかカッコイイと思います。

 

 

隣の窓

相変わらず肩痛いです。家事やるのもいつもより時間がかかってイライラします。

はい6の四曲目

「隣の窓」

「踏切音頭」でイキグサレでやっていないジャンルを考えて音頭にしたんですが候補としてフォークも出ていました。そこでフォーク調の曲も作り始めました。歌詞は隣の空き家の怪異についてです。この曲に出てくるお化け結構好きで、長く細く白い首を精一杯伸ばして覗いてくるんですが私の中ではこの光景、凄く綺麗でエロティックな映像で再現されています。高橋葉介先生のマンガで「思わず締めたくなるような切り裂きたくなるような」美しい首を持つ女性の話があるんですがこれのイメージに強く引っ張られているように思います。最後で窓ガラスにヒビを入れるんですがこれで物理攻撃も可ということが分かり主人公の生活がよりいっそう危惧されるというオチも気に入っています。

踏切音頭

先日、痛めた肩の検査のためMRI始めてやりました。狭い空間に寝たまま電動で入れられるのは火葬場の焼却炉に入れられるようなコールドスリープさせられるようなちょっと恐怖を感じます。閉所恐怖症の人は耐えられないでしょう、あれ。

さて、6の三曲目

「踏切音頭」

私的、死に直接関係ないのに死を意識させる場所、ナンバーワンは団地の屋上です。今までも散々ネタにして来ました。ところがナンバーツーの踏切。まだ一回もネタにしていなかったので踏み切りの曲にしようと作り始めました。ついでだからイキグサレでまだやっていなかったジャンルの曲にしようと思い思案した結果、音頭やっていないと気付きました。音頭といえば数え歌です。アニメの夏限定のエンディングのノリで作りました。踏切事故の数え歌なんて出来るかなぁと不安だったんですが出だしが出来たらスルスルと歌詞が出てきてノリノリで作った記憶があります。なんかメッチャ楽しかったですw

のっぺらボーイ

どうもです!一昨日、転んで手を付いた時、肩やっちまいました。肩上がらないのは別にいいんですが楽器弾けないのヤバイです。アルバム製作に影響出なければ良いんですが。

と言うわけで6の二曲目

「のっぺらボーイ」

最初の曲が可愛い系だったので今度はカッコイイ系を作ろうと作り始めた曲です。この時ちょっとスピリチュアル関係に興味があって色々ネットで調べていました。そこで知った「いまここ」という概念。過去は過ぎた事でもう存在しない。未来は起きていない事でまだ存在しない。あるのは今だけ。過去や未来にリアリティを感じ重要視するのは空想、妄想に囚われているのと同じ。今、見えている物や聞いている音、感じている物のほうが重要。と、いう概念です。これは私は「確かにそうだ」と非常に納得しました。でもスピリチュアル関係はそこから「願望実現」とかセミナーのお知らせとか本の紹介とか言い出して一気に胡散臭くなるので引いてしまうんですが基本的な考え方、私は好きです。そこで過去の後悔や将来の不安にばかりスポットを当てて今、見ている聴いているものをないがしろにしている状況を歌詞にしてみました。目や耳などの感覚器官を上手く使っていないと言う事で「のっぺらぼう」と絡ませてみました。

と言うわけで全然「のっぺらボーイ」というキャラクターは存在しなかったんですがファンアートでのっぺらボーイを描いて下さった方がいまして。そういう解釈もアリか!と思いPVでは思いっきり「のっぺらボーイ」というキャラを作ってみました。イケメンののっぺらぼうというわけ分からないキャラになりましたw

お願い!マコちゃん

はい!今日もブログ書く時間、確保できました。いつもこの調子ならいいんですが。それでは曲紹介、6の一曲目

「お願い!マコちゃん」

やっぱりオープニングナンバーはキャッチーで元気な曲にしようと小細工無しでストレートに明るい曲にしました。でも歌詞は魔の交差点についてです。ネットでネタを探しているとき「魔の交差点(通称、まこちゃん)」というのを見つけて即、採用しました。こういう不吉なものをポップに扱うセンスは大好きです。

で、魔の交差点の話をいかにキャッチーな曲に落とし込むか考えて思いつきました。現実ではありえない漫画的表現、遅刻しそうでトーストくわえて走って門で人とぶつかる。「イテテ・・・どこ見てんのよ!」とかいって相手を見たらイケメンでさらにそれが転校生。バナナの皮をふんでこけるぐらいありえない展開ですが漫画、アニメの世界では様式美として残っています。これを現実のものにしようと正面衝突のエキスパート、魔の交差点に願掛けする女の子の話にしました。不吉で恐ろしい魔の交差点を煩悩パワーで縁結びの神様にしてしまうバイタリティ、見習いたいですw

でも祟り神であった菅原道真が学問の神様として未だに健在なんですからあながち的外れな事ではないのかもしれませんw