今日は下の子が案の定熱が出て一日看病してました。といってもスマホ渡したら静かにyouyube見ているので楽ちんなんですが。
さて曲紹介。2の七曲目
「ザ・奇術ショー」
これもガールズバンド用に作った曲です。結構ネタに詰まっていた時作った曲でアイデアとか何も無く、雰囲気変えてスローテンポの曲にするかーと適当にベース弾いてベースラインを捻り出しそこから作っていきました。楽器や理論ができるとアイデアやイメージが無くても子一時間楽器引いてればラインやフレーズなどなにかしら手がかりになるものが出てきて、そこから機械的に曲作れるのが強みです。それを気に入ったものに出来るかは話は別ですが。
歌詞の方も割りと題材に詰まっていて、ネタ切れ状態。でも歌詞というか物語作るのも手がかりになるキーワードさえ見つけてしまえば、そこから機械的というか大喜利のように話を広げていく事が可能です。この事を確信できたのはガールズバンドのボーカルと話していたとき「作詞は心情とか気持ちより大喜利能力だ」という話になり「じゃあこのイヤホンとバナナで愛を語れよ」と言われとっさに出てきたのが「イヤホンを片方ずつ使って同じ曲を聴いてる男女、小腹がすいている時バナナが一本しかなかったので半分個する男女」というもの。ここまで来れば後は楽しいのかしんみりしているのかぶっ飛んでいるのか雰囲気を決めてメロディーに合わせて単語選んでいけばとりあえず曲はできるでしょと説明しました。彼女は納得したようですし私も説明しながら「ああそうなんだ」と納得しましたwそしてそのように作った曲は全く想定していなかった物が出来上がる事が多くて後から聞くとかなり気に入る可能性が高かったりします。
この曲もまったくアイデアが無い状態。ボーっと本棚眺めていたら高橋葉介先生の全集が目に入ります。そういえばこの人、サーカスや見世物小屋ネタ多いよなーなんて考えながら視線をそらすと、あさりよしとお先生の宇宙家族カールビンソンが目に入ります。そういえば「タネも仕掛けもありません。だから何も起こりません」っていうネタあったなーと思ったところで手がかりが出来ました。あとは怪奇大作戦のキングアラジンとか手品失敗による死亡事故の動画(おそらくフェイク)とかサーカスによる人さらい伝説とかうろ覚えだろうがなんだろうが記憶を総動員してメロディーに単語を当てはめて完成です。この曲、イキグサレの中では小曲ですが私の作詞方法がバレバレの曲だと思いますw
手品の失敗事故というと、ナポレオンズの二人がスプーン曲げをしようと「えいやっ」と念力を送ったところ、スプーンではなくアシスタントの女性の首が折れるという映像を思い出します。
まぁ、それも『裏ホラー』という作品の中の1エピソードで、明らかに映像加工されてるフェイクものなのですが。
初めて観たときは展開があまりにも面白くて、しばらく笑い続けてましたw
またナポレオンズてえのがいい味だしてますよね。あれw