今日は相続の手続きのため税理士事務所へ。父が亡くなってから各種手続きずっとやっているんですがまだ終わりません。人一人死ぬって事はなかなか大変な事だなと思います。
イキグサレ、アイドル路線で行くと決めたものの良く考えたら私アイドルのこと全然知らないんですよね。私の世代、アイドル黄金期と重なっているんですが素直にアイドル見てたのは小学校低学年まで。ピンクレディーの頃です。それからはアイドルにキャーキャーいっている同級生を冷ややかな目で見ていました。そんなアイドル文化に触れてこなかった私がアイドルに抱いているイメージは、そこそこ可愛い女の子があまり上手くない歌とダンスを披露しててピンクのハッピ着た男共がペンライト振って群がっている。その程度の認識でした。
ある時、彼女(現妻、いちいち表記するのめんどくさいから妻と表記しちゃいます)が「日曜日行きたい所あるから付き合って」と言ってきました。どうも見てみたいアイドルイベントがあるようです。妻と出会ったのは漫画のオフ会。私も妻も漫画オタクなんですが他の趣味はかなり違っていまして。私は怪獣映画やホラー映画、怖い話が大好きで妻はホラー系大嫌い。妻も色々多趣味な人でアイドルオタクという側面もありました。妻が言うには「上京してきたばかりの中学生でまだメジャーデビューもしていない。もしかしたらお遊戯みたいなレベルかもしれない。でも凄く評判良いし亀戸のショッピングモールの催し物ステージだからタダで見れる」という事でした。亀戸なら電車で数駅だし行ってみる事に。
ステージ見た結果、度肝を抜かれました。キレッキレのダンス。曲もテクノ風でカッコイイ。とにかくショーとしての完成度が凄く高い。「えー!今のアイドルってこんなんなってんの!?」とビックリ。これをタダで見せてもらって良いのかと思いました。完全にアイドルの認識が変わりました。イキグサレもアイドル路線でやるならビジュアル、ダンス共に一切の妥協は許されないと思いました。完全にスイッチ入りました。この時見たアイドルはデビュー前のPerfumeです。
それからというもの毎週日曜日は亀戸いってPerfume見るのが定番になりました。亀戸に出演しなくなってもイベントやライブにいきました。それで気付いたんですが別に今のアイドルのレベルが上がっている訳ではなくPerfumeのレベルが高いだけだったようです。しかし「せめてPerfumeレベルまでイキグサレ高めないと!」と勘違いしてしまいました。もう後へは引けませんw
まったくの余談なんですが、それから数年後Perfumeは「ポリリズム」でブレイク。全国的にメジャーになりました。それは応援してきたファンとしては嬉しい事でしたがマイナー時代同じような位置にいた他のグループ。二匹目のドジョウを狙ってみんなテクノポップグループになってしまいました。独自性は消えPerfumeの劣化版になり消えていきました。アイドルの世界恐ろしいです。そして軸がぶれるとどうなるか、まざまざと見せられました。イキグサレも迂闊に流行り物に乗っからないように気をつけますw
デビュー前のPerfumeを生で見られるなんて羨ましい、田舎じゃ考えられない、いいないいなー羨ましいなー
いやホント中高生時代のPerfumeを生で追っかけられたのは凄く幸運でした。今の大人になったPerfumeもステキですけどねw
『イキグサレって、どうして3人組なんだろう?』と思っていたんですが、イキグサレ結成の参考になさったアイドルは、まさかのPerfumeだったのですね!
(*’▽’*)
そういえば、イキグサレのスラッとした体型と、Perfumeはイメージが近いかも…?
曲の方向性が全く違っていて、面白いですね!
(*^^*)
デビュー前に大物アイドルのライブを見られるなんて、山本さんはすごく運が強いんですね!
奥様に見る目があるのかも!
(*’▽’*)
そして、余談の、二匹目のドジョウを狙って消えていった人たちのお話、恐ろしいですね。
流行りに乗ろうとしたのが悪いというよりは、
独自性とか、本来やりたかった方向性を見失ってしまったのが、まずかったんですかね?
それ見失ったら、魅力の出しようが無いですもんね…。
劣化版よりは、本物が見たい、って、誰だって思うでしょうし。
アイドルに限らず、流行りに乗ることで上手くいってる人もいると思うんですが、そういう人は流行りに流されてるんじゃなく、心底やりたくてやってるんでしょうね。
(*’▽’*)
自分の心底やりたいことをするのって、本当に大事なんだなあと思いました。
Perfumeの事は本当、妻のセンスに感謝です。今でも時々「どこからそんなの見つけるの?!」という物を見せてくれます。
まあ、そんな妻をゲットした私もセンス良いんですけどね!w
二匹目のドジョウ、一つは本当に歌唱力のある女の子が五人もいてバックバンドも凄く上手いグループだったんですが・・・
やはり技術と作品の良し悪しは実はあまり関係ないと思いました。