「ドールハウス」解説

どうもです!ここ数日、新譜の三曲目の歌詞がまったく出てこない状況が続いていたのですが昨日ようやく突破口となるイメージが降りてきて作業再開。今回、締め切りがないのに異様に苦労しております!

それでは「イキグサレ13」の曲紹介、三曲目!「ドールハウス」

これは音楽が先に出来た曲です。サビ前まで作って降りてきたイメージは小高い丘にある綺麗な白い家。窓から海が見えて爽やかな風が吹き込んできそうな女性受けしそうな家です。そういう家に憧れた女性が理不尽な目にあう曲にしようとサビは急転直下不穏な雰囲気にしました。

そうやって曲は出来たのですが問題は歌詞。これはもう二転三転して凄く苦労しました。最初は単純に憧れの家に住んだけどお化けがいた!っていうの考えたんですが。なんだかありきたり過ぎる気がしました。そこで一捻りして引越しした家の地域の町内会や自治体が異常だったという話にしようと。引越し当日に町会長が来て「この地域の皆さんにご協力を御願いしています」とか言って強制的に会合に出席させられ異様な儀式に参加させられ逃げようにも町の住民全員に見張られていて身動きできない・・・てのを思いついたんですが、こんなの状況説明だけで三番くらいまで使っちゃいますwマジで作ったら「空き地のラブソング」「エミちゃん探偵団」以上の長い曲になるのでこの案は没にしました。

それで暫く悩んでいたんですが「なにも本当に家に住まなくてもいいじゃん。絵とか写真とか模型でいいじゃん」と思いつきました。だったら話は簡単です。それに小人が住み着いちゃえばいいんですから。

自分の頭が生んだ妄想なのか何者かが気を利かせて見せてくれたのか、とにかく自分の分身が自分の夢かなえているのを主人公は目撃します。普通の物語だったら幸せな気分になって終わりでしょうがこれはイキグサレの歌の世界です。分身とは言え他人。なんで他人が私の夢かなえてんのじゃ~!見せつけとんのか、ぶっ殺す!となります。実にいい落ちが作れたと自己満足しております。

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