鋸引き

まずはこの曲!記念すべきデビュー曲です!

「鋸引き」

最初は打ち込みで作った曲ですが、始めて自作曲で納得がいったというか完成したと思えた曲です。出来た時は「これが俺の最高傑作でこれ以上の曲は作れないかもしれない」とマジで思いました。一曲作っただけなのに本当アホですw しかし、イントロの拍をずらしたちょっと東洋風のメロディ、続く変拍子の繋ぎなど今聴いても「俺、よく作ったなぁ」と思います。

作詞もこの曲で初めてやりました。曲のイメージを固めるため印象的な単語をピックアップすると言う事はしていましたがメロディーにちゃんと歌詞を付けたのは初めてです。最初のイメージは「刃物」。ジェネシスの曲で「ザ・ナイフ」というのがありまして、そのようなギラギラした危険な感じの曲にしようと思っていました。後、日本人が作る和風プログレなんていうのも目指していて「じゃあ、日本刀か?」と思ったんですがなんか最初から人を殺すための刃物は違うような気がして。鎌?鍬?鉈?と色々考えた結果、ノコギリになりました。そしてノコギリといえば「ノコギリ引きの刑」ですよね!

現代で鋸引きの刑なんてあるわけ無いので、隣で無防備に寝ている友人または家族を見て「こいつの首、今ノコギリで切っちゃえば死んじゃうんだよなー」とぼんやり考えている子の曲になってしまいました。少ない労力で人は死んじゃうし自分も死ぬ。それは非常に怖いけど「やってみようかな」で世界はガラリと姿を変える。「やってみようかな」で変わるんですよ。少しの労力で。

と言う感じで当初イメージしてたギラギラした危険な感じの曲とは程遠くなってしまいました。曲自体も歌詞に引きずられて少し明るくなりました。なんか怖いしエゲツないんだけど妙な希望と爽やかさがある曲だと思います。私は大好きですw

鋸引き」への2件のフィードバック

  1. 山本さん おはようございます

    「鋸引き」。
    本当に完成度高い曲ですよね!
    歌詞も曲もアングラだけれどサビは爽快感抜群、AメロBメロと比べ雰囲気が変わるのが面白いです。

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