祟り神

今週は夏バテなのか更新が滞ってしまいました。ちょっと気合入れなおして頑張っていきます!4THアルバムも大詰めです。八曲目。恐らく一番人気の曲です。

「祟り神」

妻と飲んでいる時、「末代まで祟ってやる」というフレーズがテレビから流れました。すると妻が「末代まで祟るっていい言葉だよね~」と言います。なに言ってんだこいつと聞いてみると「だって末代まで続く事が前提になっているでしょ」との事。なるほどと思いました。結婚しない事や子供を作らない事が選択肢としてある現代では末代や孫の代がある事が前提として行われる呪いや祟りは一種の祝福のようにも思えます。アイデア頂きました。

最初は「祟ろうとしているのに結果的に相手を助けちゃうドジっこ幽霊」というコミカルな物を考えていました。しかしアルバムのコンセプトはラブソング。ちょっと恋愛要素も加えようとしました。「じゃあこの幽霊は憑いてる人が好きで・・・だったら生前は付き合っていたという事にして・・・」なんてやっていたらいつの間にか凄く切ないラブストーリーが出来上がっていました。自分でもビックリです。ラブストーリーなんか作れないと思っていましたからw

曲はストレートにいい曲をつけようと思いました。小手先のテクニックや変化球ではこの歌詞に負けちゃうと考えたからです。かくしてイキグサレでは珍しい捻くれていないストレートなラブソングが出来ました。PV作ったら割りと人気でたのでまたこういう曲作ってみたいのですが、作ろうとすると出来ないんですよね、これが。

祟り神」への4件のフィードバック

  1. 山本さん こんばんは

    ほんっとうにこの歌が大大好きです!
    最初は怖い曲かなーと聞いていたら、「ちゃんとしっかり幸せに生きなさい」「強く強く生き抜いて下さい」など相手を気にかけてくれる優しい幽霊さんの話で泣きそうになりました。
    「私のことは忘れちゃっていいから、末代まで祟らせて」の部分で目と鼻の奥がツーンとなります(T-T)

    イントロの「テテテン・テ・テ・テン」が雨や幽霊さんの涙?を思い浮かべます。

    感動をどうもありがとうございます!

    • お恥ずかしい話ですが曲が完成して詩を見ながら聞いたら自分で作ったのに泣いてしまいましたw本当に恥ずかしいですがこれで「この曲いけるな」と確信しました。

  2. 例に漏れずこの曲大好きです。
    意外と怖い部分が長いんですよね。『孫の代まで祟ってやる』に至るまでじっくりと溜めているので、そこから一気にガラリと雰囲気が変わって、あぁもう泣かせやがる!! と胸を打たれます。

    • 「笑わせるより泣かせる方が簡単」なんて言われていますがなかなかどうして泣かせるのって難しいですw怖がらせるのも輪をかけて難しいですけどねぇ。

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