ジャパニーズソード

はい前回は昼間に更新してみようかとか言っていたんですが結局アルコール入れないと書けませんでした!まったくもう。

それでは曲紹介12の九曲目

「ジャパニーズソード」

前回やこのブログの初期のころ書いたように私、とある女性とバンドを組んでいました。私がシーケンサーで作曲、作詞した曲を私がベース、彼女がギターボーカル、ドラムに以前組んでいたバンドのドラマーを加えてライブも一回やりました。この時からすでに「自分が吐いた吐しゃ物を鳩が食う」とか「素晴らしい痛みをください」とかそんな歌ばっかで確実にこの頃の活動はイキグサレの前身です。

ライブ後「やっぱ生楽器で曲作ったほうがいい感じになるんじゃね?」とMTRを購入しました。MTR。マルチトラックレコーダー。若い方は知らないと思いますがカセットテープで多重録音する機械です。カセットテープのA面、B面使って四つのパートを録音でき、それを同時に再生するという実にアナログな機械なんですが使ってみたら凄く面白い。酷い音質の手作り感バリバリの物が出来上がるんですが空気感満載の味がある物になるんです。ドラムはコタツテーブルの上にマイクを置いてテーブルをパーカッションのように叩いて録音したんですがこれもまたいい感じ。ハイハットやシンバルは扇風機叩いて録音していました。彼女は時々仕事帰りに寄ってくれて歌を録音してくれました。この時期に「エミちゃん探偵団」や「知ってるくん」のギターフレーズが出来ました。

こんな感じで数年活動していたんですがライブとか華やかなことがないからか相方が飽きてきちゃったみたいで。今ここでボーカル手放すわけにはいかん!となにか新しい事をしなければいけなくなりました。そこで以前から師匠(この時、まだ師事していました)がしつこく「山本君、パソコン買いなよ」といっていたのを思い出しました。ポンと出せる金額じゃないし使いこなせるか不安でしたが思い切って購入。で、最初はまったく使えません。録音はまあ出きるけどエフェクトの使い方、ミキシング、マスタリング全然分かりません。これは本当に難しくて今でもちゃんと出来ているか怪しいです。それでもしつこくやっていれば「今回は上手く出来た」とか「今回は失敗」とか自分なりの判断が出来てきます。そんな時、満を持して作ったのがこの「ジャパニーズソード」でした。

いい器材を使うんだから「味がある」とか言って逃げられません。真剣に本気で作った曲です。とにかくかっこいいギター、ベースを目指しました。歌詞は「パイプ椅子」の時、ちょっとだけ触れたネットラジオやっていた友人。彼のホームページにお絵かき掲示板があってそこで私が描いたいたずら書き。女の子がフキダシでぽややんと日本刀思っていて「日本刀、持っていたら殺しちゃうのになー」って考えているイラスト。それを元にしました。ちなみにその彼と私の相方の女の子は共通の友人でした。まあ、思い出し怒りの曲ですねwあの時なんでぶっ殺さなかったんだろう?今になってむかついてきた!っていう曲です。多分「z指定ガール」の直系の曲だと思います。

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