「羅睺(らご)」解説

どうもです!曲作り子供が学校行っている内に作業していたんですが一向に進みません。そこで昨日、子供がベットに入ってから作業してみました。そしたらまぁ昼間と打って変わってガンガン進みます。やっぱ創作活動は夜に限ります!しかし朝6時には起きなければならないので時間が無い事には変わりありません!

では「イキグサレ13」の曲紹介!これは今現在一番の自信作です。

六曲目「羅睺(らご)」です。

六曲目。前半戦が終わって後半戦に入りました。そろそろ「変な曲」じゃなくてポップでキャッチーな曲欲しいと作り始めました。とりあえず「ファンク」にしようと思いスラップベースとワウギターであれこれいじっていました。ファンク作るときいつもだったら副旋律はホーンセクションかオルガンで作るんですが、なんとなくギターを弾いてみたらいきなりバシッとはまったのが出来ました。いや、ビックリです。楽器変えただけでここまで変わるかと改めて音楽の底知れなさを感じました。

「これは絶対いい曲になる」と確信しました。そうなると問題は歌詞です。迂闊な事をして台無しにしてはいけません。いつものようにストーリー性のある怪談は合わないように感じたので抽象的な心情的なフワッとしたものにしようと思いました。

そこで前からテーマとして扱ってみたかった「羅睺」を使ってみることに。羅睺はインド神話に登場する日食や月食を引き起こすアスラ、ラーフラの漢字名です。日本ではアスラというより阿修羅といったほうが馴染み深いでしょう。「羅睺阿修羅王」。この字面だけで中二病思いっきり刺激してきますw「日食を起こす阿修羅」という知識しかなかったんですがこの曲作るんで調べたらかなり面白い存在でして。インド天文学や占星術で九曜というのがあります。月火水木金土日の七つに羅睺と計都という架空の星加えたものです。羅睺と計都はラーフラのクビチョンパされた首と体です。その正体は太陽の通る道「黄道」と月の道「白道」の交差する所、二箇所。昇降点が羅睺で下降点が計都。どちらも凶星としてあつかわれています。なんとも神秘的かつ魅力的です。鎌倉時代に超絶美少年として立体化されちゃったから日本では壮麗なイメージがある阿修羅。それが太陽と月を消す力持っているんだから「ヒャッホー!」て感じですwアフラマズダ、那仏の可能性もあるし!三号のイメージにも阿修羅は入っていますからね!そんな感じで「太陽、月の光を消して」って曲になりました。本当に好きな曲です!

「羅睺(らご)」解説」への2件のフィードバック

  1. この曲初めて聴いたときメロディで惚れて歌詞に惚れて羅睺の読みついでに意味調べて更に惚れたんですよねえ何度も衝撃を受けた曲です
    ラスサビ手前の首だけになり〜のくだりを聴く度いつぞやのZOOMでの首だけになったイキグサレちゃん(人形)がくるくるふわふわと宇宙を舞う姿が浮かびます
    13買って良かったどころかイキグサレ好きで良かった!!と叫んだ大好きな曲ですw

    • コメントありがとうごいざます!
      私もなんでこんなのできたのか良くわかりませんw
      やはり創作はその時その時の偶然で出来るんだなと思います!

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