今日はこの曲、
「下水少女」
この曲はとにかく複雑なリズムの曲を作ろうと思い作った曲です。狙ったのは第何期と言われているか忘れてしまいましたがエイドリアン・ブリューやトニー・レビン加入時の「ディシプリン」あたりのクリムゾン。この時期のクリムゾンは今までと大きく雰囲気が違い、いまいち評価が低かったりします。確かに「宮殿」や「太陽と戦慄」を期待して聴くと「なんだかよく分からない」という感想になると思います。実際私もそうでした。しかしある仕組みに気付いたら一気に大好きになりました。それは「ポリリズム」。ポリリズムとは違う拍子のフレーズを一つの曲のなかで使用する技法で例えば普通の四拍子の中で三拍子のフレーズを弾くと一拍子分のズレが生じてなんだか輪唱のような不思議な雰囲気になります。割と普通に使われる技法なのですがこの時期のクリムゾン、それをメチャメチャ複雑にした曲をやっていたんです。
まあそこまで難しい事は私には出来なかったんですが変なリズムでポップな曲を作ろうとした結果がこの「下水少女」です。基本のリズムは六拍子と四拍子が交互に出てくると言うもの。(123,123,1234とカウントするとリズム取りやすいと思います)サビは五拍子(123,12)。間奏は普通の四拍子。エンディングはベースとメロディーだけ四拍子になって他の楽器は基本リズムのまま。こういう曲作っているときはなんか音楽というより数学やっている気分になりますw
歌詞はズバリ「スカトロラブソング」を目指していたんですが、直接的な言葉は使いたくなかったので色々いじっていた結果、作品=排泄みたいな感じになりました。さすがにアイドルにう○この事、歌わせたくないですからねw
おおお、ものすごい変則的なリズム。書かれている情報を読みながら数回聞いてようやく理解できました。
そしてこういう情報を知りながら聞くようになると、本当にその曲が一気に好きになりますね!
う◯こに限らず、イキグサレの楽曲全般に下ネタが少ないですよね。
これもやはりアイドルに歌わせる曲という意識があるからなのでしょうか。
この時期はとにかく変なリズム、複雑なコード使えば何とかなると思っていた節がありましたw でもそのおかげで変拍子や複雑なコード使えるようになったので良い練習になったんだと思います。下ネタはなんというかオカルト、怪談に組み込むのは割りと難しいんですw