どうもです!また日が開いてしました。すみません。裏ジャケのアイデアが出たのは良いんですが3Dモデル数体必要なアイデアで。一日一体のペースで作っています。ぶっちゃけグッタリです!
さて曲紹介行きます!7の九曲目
「死神」
このアルバムのファンク枠として作り始めたのですが、ちょっと雰囲気変えようとしてみたらファンクじゃなくなってしまいました。本当にちょっと変えただけで雰囲気変わっちゃうんだからジャンル分けってまったく意味無いような気がします。
大きな事件が起きたり身近でも生き死にに関わるような出来事が起きると私、自責の念が現れてきます。恐らく同じような方も多いんじゃないでしょうか。自身の生死さえどうにも出来ないのに他者の生死に関わろうなんて不思議な感情です。しかしこれは他者を思う優しさからだと思うし、助けたいと思う気持ちがあるから助けられなかったという自責の念が起きるわけで、この感情自体はプラスな所から発生しているように思えます。ですがこの自責の念は非常に苦しく重いです。ほっておくと飲み込まれてしまうくらいです。まさにブラックホールです。
そこで「アンタがなにしても私は死ぬ時は死ぬんだよ」と言ってくれる人を登場させました。自分で作っていてなんか心の引っ掛かりがスカッととれたような気分になりましたw
この曲は「死神にでもなったつもり?」と突き放してくれるのが良いですね。
神様じゃないんだから、自分が何をしようとしまいと結果になんら影響しない……他人から言われなければなかなか気づけない観点ですねぇ。
ところで、この歌って死に瀕している人が「私は死ぬときは死ぬ」という意味で言っていたんですね。第三者目線の歌だと思っていましたw
ちょっと違うでしょうけど、病気で死期が近い妻が落ち込む旦那に向けて歌っていると想像してみると、『祟り神』に近い印象に変わりますね。
今後聞くときはまた新鮮な目線で楽しめそうです。
誰の視点の歌詞なのかは決めてないんですが、私がなんとなく感じていたイメージは自殺した人でした。自殺は残った人に恐らくとてつもない自責の念を与えると思います。ですが「私が勝手に死んだだけだよ。みんなは関係ないよ。」って言っているわけです。まあこれは解釈の一つですから正解ではないんですがw色んなパターンを想像してもらえれば嬉しいです!
テンポとノリから好きになった曲です。
人間が人間の生き死にを思い通りにするなんて思い上がり
よく聞きますけど、実際その通り。
それでも少しでも足掻くのが凡人の悲しさ
そこにビシッと喝を入れてくれる、イキグサレらしいようなそうでないような、そんな曲。
でも自分のイメージでは死神とは、死因はどうあれ
死んだ人間の魂をしかるべきところに導く、この世の摂理を円滑にする大切な役割を果たしているだけであって
寿命を決めつけたり、思うままに人殺しをしたりしない。
「これ必要な役割なんだよ、なのに何でみんな悪モン扱いするんだろ、漫画やファンタジーでも扱いひでぇよなぁ、とほほ」
なんてボヤく のはギャグ漫画の見過ぎですね。
もっとも、どう定義するか人によって千差万別ですが
死神は英語ではザ・デス。死そのものですからね。本来、性格とか役割とか関係ない物で。でも怖い物は怖いほど擬人化されて可愛くしたり矮小化されたりするのは宿命みたいなものだと思いますw