脳内ラヴァー

どうもです!ようやくブックレット完成、マスタリング作業も終わり後は100枚CD焼くだけです。

はい、では曲紹介。7のラストです。

「脳内ラヴァー」

家族で日本橋のデパートに買い物に行った帰り別行動をとって私は一人散歩がてら歩いて帰りました。その時、鼻歌で出来たのがこの曲です。歩いている時、脳が活性化するというのは多分事実だと思います。行き詰っても散歩しながら考えると何かしらアイデア出てきます。

一番最初の歌詞のアイデアは「霊現象と思っていたものが実は脳の疾患」と言うものでした。他人に見えないものが見えたり聞こえたりして「霊現象だ!」と思っていたものが病院で検査してみたら脳に腫瘍があったりして物理的に解決すると言うものです。でも、それでは物足りない気がしたので病気により見えていた物に恋をしてしまった女の子の話にしました。

皆さんは幽体離脱や明晰夢というのをご存知でしょうか?夢の中でこれは夢だと気付いたり現実にも負けないくらいのリアリティを感じる夢の事です。これは訓練すればコントロールできるようになるらしいです。私も結構練習したんですがなかなか上手く行きません。しかし入り口ぐらいには何回か入れたことがあって全く嘘と言うわけではないようです。と言うわけで夢の中、妄想の中で理想の異性を具現化するという話もアリかなと。でもそれは脳の疾患が見せていた物というお話です。ちょっと切ない歌詞になりました。

死神

どうもです!また日が開いてしました。すみません。裏ジャケのアイデアが出たのは良いんですが3Dモデル数体必要なアイデアで。一日一体のペースで作っています。ぶっちゃけグッタリです!

さて曲紹介行きます!7の九曲目

「死神」

このアルバムのファンク枠として作り始めたのですが、ちょっと雰囲気変えようとしてみたらファンクじゃなくなってしまいました。本当にちょっと変えただけで雰囲気変わっちゃうんだからジャンル分けってまったく意味無いような気がします。

大きな事件が起きたり身近でも生き死にに関わるような出来事が起きると私、自責の念が現れてきます。恐らく同じような方も多いんじゃないでしょうか。自身の生死さえどうにも出来ないのに他者の生死に関わろうなんて不思議な感情です。しかしこれは他者を思う優しさからだと思うし、助けたいと思う気持ちがあるから助けられなかったという自責の念が起きるわけで、この感情自体はプラスな所から発生しているように思えます。ですがこの自責の念は非常に苦しく重いです。ほっておくと飲み込まれてしまうくらいです。まさにブラックホールです。

そこで「アンタがなにしても私は死ぬ時は死ぬんだよ」と言ってくれる人を登場させました。自分で作っていてなんか心の引っ掛かりがスカッととれたような気分になりましたw

大掃除鬼

お久しぶりです。更新、結構日が開いてしまいました。しかしお陰さまで新作アルバム完成しました!どうにかジャケも出来たので滑り込みですが9月中に告知できてよかったです。後は裏ジャケ含むブックレットの製作です。頑張るぞ。

ハイそれでは曲紹介。7の八曲目

「大掃除鬼」

この曲は過去のイキグサレらしさを再現しようと試みた曲です。「イキグサレ」や「あの手を握って」などの雰囲気を出したいと思い、自身の過去作を参考にするという訳分からない事をやってみました。結果気に入った曲は出来ましたが過去作とは別物のように思えます。やはり創作物ってのは作った時にしかその雰囲気は出せず、雰囲気を再現しようとしても不可能なんだと思いました。まさに一期一会ですね。

歌詞は妻が見せてくれた2chのコピペが元になっています。掃除板にあったコピペらしいんですが「掃除をするとその空間を霊的に支配できる」と言うもの。凄く面白いと感じたのでさっそく歌詞にしました。この歌、除霊の歌だと思っている方もいらっしゃるようですが実は違います。ただ幽霊屋敷、掃除して快適な住居空間を幽霊に提供いているだけです。「それでは皆さんお部屋にお戻りください」って言っているじゃないですか。それで気分爽快になって成仏するのも快適な空間でよりいそう呪いに励むのもその人次第ですw

遺書

どうもです!ついにM3通信が届いてしまいました。M3通信ってのは同人音楽即売会「M3」に当選したサークルに届く通行証明書、その他書類の事です。毎回これが届く頃には曲出来上がっていてジャケットのこと考えている時期なんですが今回、まだ曲出来ていません。やべーぜ。いちおうここでは告知しておきます。来る2018.10月28日。同人音楽即売会「M3]に参加します。第二展示場2階サ-34yです。間に合うかな・・・つって間に合わせるんですけどね!

ハイ曲紹介です!7の七曲目

「遺書」

この曲はパンクをやろうと作った曲です。勢いだけの頭の悪い感じの曲を想定していました。でも合わせる歌詞が思いつかなくて考えていました。

数年前、ワイドショーでたまたま見て印象に残っていたものがあります。とある事件に巻き込まれた方が自殺されたんですがその前に撮ったビデオレターが遺族の意思で公開されてそれが放送されていました。実際その方は亡くなっているんですからリアルもクソも無いんですが、私は何故かそのVTR陳腐なものに見えてしまいました。やはり回っているカメラの前では訓練したアクターでもない限り死を覚悟した人でも思いは表現できないんだなと思いました。

と、言うわけでこの雰囲気を曲にしようと考えました。自死の時の遺書も身内以外にはただの文章で文章力が問われます。何かを訴えたいんだったら表現力が必要です。自分が死ぬ時残す作品なんて自分で出来るわけがありません。文章、映像、音楽舐めるなよって感じです。

抱き枕

連休中はずっと子供のお守してたんですが、息子がドラムに興味を持ち始めまして。ベーシストの親父としては是非やってもらいたい。出来れば私好みのドラマーになってイキグサレを手伝ってもらいたい。と言うわけで区民センターの貸しスタジオ行ってきました。息子は何も考えずバカバカ叩いていただけなんですが、なんだか妙にリズム感あるような気がするのは多分、親バカのせいだと思います。

はい!曲紹介です!7の六曲目

「抱き枕」

イキグサレ、せっかくベースとギターは生なんですから生楽器っぽさを前面に出して見ようと作り始めた曲です。DTMだと録音した楽器の音コピペしたり出来ますが、イキグサレはベースとギターは全部、一発録りで録音しています。これでなにか効果あるのか分かりませんがライブ感みたいなのが出ているんじゃないかなぁと期待しています。まあ自分で作った曲、実際弾けないんじゃ嫌なのでそのようにしている所もありますw

そんな訳でイキグサレでは珍しいロックバラードみたいな曲が出来ました。歌詞のアイデアは「殺そうと取り憑いてみたら私生活があまりにアレな人物だったので毒気が抜かれてしまった幽霊」と言うもの。最初は「いい人」だったり「家族思い」だったりして幽霊が情に絆されて見逃す、みたいな話考えていたんですがどうも面白くない。そこで思いつきました。取り憑いた相手が重度のオタクだったらと。架空の世界に生きているオタク相手にしていたら呪いとか恨みなんて馬鹿馬鹿しくなってくるんじゃないかなと思いますw

ブラブラさん

ここ数日、曲作りのためモンスターエナジーやレッドブルなどのカフェイン飲料飲みまくってたんですが、あれはイカンですね。酷く頭がボーっとして痺れている感じになります。カフェイン中毒でしょうか?せめてコーヒーにしておきます。

では曲紹介。7の五曲目

「ブラブラさん」

これはちょっとホラー色の強い曲を入れようと思い作った曲です。「鬼さんこちら」や「あぶくたった」や「指きりげんまん」などのちょっと不吉な感じがする童歌を元ネタにしました。出来上がったら思いのほかハードでカッコイイ曲になったので凄く気に入っています。

歌詞は飛び降りばかりネタにしてて首吊り題材にしていなかったなと思い立ち「首吊り」をテーマにしました。曲の方のネタ、童歌と絡めて土着信仰的な雰囲気を出してみました。首吊り自殺させてしまう「くびれ鬼」って妖怪もいますしね。しかし「○○さん」「○○さま」って付ければ土着信仰風になるってのは実に便利ですねえ。頼りたくなるのをグッと堪えていますw

半魚人

今日は9月13日と言う事で仮面ライダーカイザの日でした。妻がカイザ祭りに行ってしまったので子供の世話していました。疲れた・・・。

では曲紹介です!7の四曲目

「半魚人」

特に何かを意識したのではありませんが、なんとなくオシャレな感じの曲を作ろうと作り始めた曲です。オルガンが上手くできたので結構気に入っています。

自宅のベランダからスカイツリーが見えます。丁度このアルバム製作時に完成したと思います。夜になると突然光りだす巨大建造物。今は慣れてしまいましたが当時は物凄く異世界感がありました。ベランダでタバコ吸いながらライトアップされたスカイツリーみていたら「なんか熱帯魚の水槽の中に居るみたいだなー」と思いました。それでピンと来ました。この世界を水中に例えて息苦しさを表現するのはどうだろう。そのままだと愚痴っぽくなりそうなので周りの人を半魚人って事にしたらユーモアをもって揶揄出来るんじゃないかなとアイデアが出ました。自分的にはこのアイデア上手い事、形に出来たと思っていますw

狐憑き

先週の土曜日、息子の保育園の同級生の父親が集まる「パパ会」に行ってきました。皆さん飲まれる方ばかりで非常に楽しいのですが、子供が生まれるまでオタクと言われる以外の人と飲むなんて考えられませんでした。ホント人生何が起きるか分かりません。

はい、曲紹介!7の三曲目

「狐憑き」

イキグサレのアルバムには必ず可愛い系のポップな曲が必要だろうと何も考えずに作り始めた曲です。その割にはニューウェーブっぽい捻くれ加減も少し入っちゃっていますがw

家族でEテレを見ていた時の事です。ピタゴラスイッチで「こたつたこ」っていうコーナーがありまして。「こたつたこ」とか「イカと貝」とか「天狗の軍手」とか簡単な回文を歌に乗せて歌ってるんですが「みんなも考えて送ろう!」なんて言っていて応募された作品が紹介されたりしていました。妻が「みんな良く思いつくね」とか言っているので「いや、短い回文はきっと簡単に作れるよ。例えば狐。”ね”を中心に逆にすれば・・・狐憑きだ・・・狐憑きって回文だったんだ!」「自分で言ってなに驚いてんの?」という事がありまして。(かなり忠実に回想シーン再現しましたw)これはもう曲にするしかないと思いました。馬鹿馬鹿しく面白い曲になったと思います。

はらぺこ軍団

最近、曲作りのため寝不足です。作業終えて寝ようと思ってもなんか神経が高ぶっていて酒を入れないと寝れません。困ったぜ!

それでは曲紹介、7の二曲目

「はらぺこ軍団」

ギターをいじくってたら変なアルペジオのフレーズが出来たので採用。これを元に久々に捻くれモードで作りました。気持ち悪い曲が出来上がったので歌詞も気持ち悪くしたいと思い聴きながら考えていたらギターのフレーズが小さい虫がチョコチョコ歩いているように聞こえてきました。そこで「蝿の女王」「蜘蛛ちゃん地獄」に続く虫シリーズ、今回はアリでいこうと決めました。

前に読んだ本で強烈に記憶に残っていたのがあって、通り魔事件に遭遇して一命を取り留めた女性の話です。路上で血まみれになって意識朦朧としていた所を発見されて病院に運ばれたんですが医師たちの会話は聞こえていたそうです。医師が「早く傷口を処置しろ!」と怒鳴っているんですが看護士が「出来ません!」と言っていて「傷口にアリが集っているんです!」と言うのが聞こえたそうです。そうか、アリも死体食うのかと結構驚きでした。死体の分解者といえば蝿やシデムシを思い浮かべますがこれらは死んで腐敗が始まってからやってきます。まだ息がある新鮮な状態で食らい衝いてくるアリのほうが何だか凶暴な気がします。すぐ側にいる身近な虫なのにこういう一面があるっていうのは面白いです。

バーニアガール

台風の被害、皆さん大丈夫でしょうか。私は靴がビチョビチョになってしまったのでしばらくサンダル生活を余儀なくされているくらいです。

曲紹介、7の一曲目

「バーニアガール」

昨日書いたようにまずは音楽を作ろうと楽器に向かいました。いつものようにベースやギターを手にとったのですがイマイチぴんと来なかったので気分を変えて鍵盤をいじってみました。しばらく遊んでいると使えそうなフレーズが出てきたのでそれを元に曲を組み立てていくと、いつもと違う雰囲気の曲が出来上がりました。作り方を変えると違うものが出来るっていう当たり前のことを認識しました。

あわせる歌詞を考えたとき、なんかフワフワして浮遊感がある曲だったので宇宙空間を漂うイメージで考え始めました。何らかの事故で宇宙空間に取り残された宇宙飛行士というSFホラーをイメージしていました。こういうシチュエーションで一番に思い出すのがウルトラマンに登場する怪獣ジャミラです。とある惑星に取り残され苛酷な環境により怪獣になってしまった宇宙飛行士の話です。この怪獣、私は凄く思い入れがあって逆にこのテーマでは歌詞作りにくく感じました。そこでとりあえず題名にガールをつけてみました。宇宙空間漂っているんだから「バーニアガール」。結果、特定の男に落ち着かず男の間をフワフワしている女の子の話になりました。この曲、唯一イキグサレで妖怪もお化けも殺人も関係ない曲です。普通の乙女心を歌った曲なんですがどうなんでしょう?アリなんでしょうか?w