昨日、息子が胃腸炎になって病院連れて行きました。胃腸炎は軽く大した事なかったんですがお医者さん曰く「ちょっと太りすぎ」との事。そこで子供が生まれる前やっていたWiiフィット引っ張り出してやらせてみる事に。一人じゃ絶対やらないと思うので私も付き合ってやってみたんですがすでに腹筋や腰周りが筋肉痛です!体力の衰え認識していましたがまさかここまでとは。息子と一緒に頑張ります。
はい曲紹介!8の八曲目
「掃き溜め菊」
このアルバム、ファーストの不気味な雰囲気を再現しようとしたんですがこの曲はファーストの「下水少女」の複雑な変拍子やポリリズムを使った曲作りに再挑戦したものです。より複雑な変拍子のポップな曲を目指しました。冒頭のピアノは五拍子。続いて被ってくるギター、ベース、ドラムは四拍子、五拍子、四拍子、七拍子となっています。カウントすると1234、123,12、1234、1234、123こんな感じです。一見訳分かんないですが4,5,4,7足すと20拍。五拍子、四小節分です。ですからこの曲、基本は五拍子でただアクセントを変えただけっていう曲ですw
コンセプトやイメージを考えないで作っていたんですがアルバム製作後半になるとなんとなくイメージが見えてきます。配管やらゴキブリやら家の壁にあった知らないドア。これは裏路地、室外機や配管がむき出しの日のあたらないビルの裏側。これが今回のイメージだと思いました。そこでビルの隙間を歌詞にしてみました。
自宅のベランダから両隣のビルの隙間覗くと人が入ることも困難な狭さでゴミがたまり正に不快な空間です。でもちらほら雑草が生えています。生命のたくましさを感じようと思えば感じます。このブログでも公言していますが私は虫が好きです。子供の頃よく虫取りしていました。でも捻くれ者の私、カブトムシやセミなんか捕りません。校庭の裏で石をひっくり返しダンゴムシやワラジムシ。ナメクジ、ミミズ、エンマコウロギと遊んでいました。その中にハサミムシもいました。数年後、テレビでハサミムシの母親は子供に体を食料として提供するというのを知り幼少の頃戯れていた日の差さない湿った場所にいたあの虫はそんな崇高な生物だったのかと酷く感銘を受けました。なんというか人間にとっては不快な場所に住む身近な生き物。彼らに対する一種の愛情のようなものを表現したかったんですが「自然の摂理には逆らえない」的なオチになってしまいました。