コトリバコ

今日は家族で仮面ライダーの映画見に行きました。三日には妖怪ウォッチの明日には冬休み最後ということでドラゴンボールの映画見に行かされます。どれも嫌いじゃないし映画館で映像作品見れるのは嬉しいんですが、そろそろ自分が見たい映画見に行きたいです。

はい曲紹介!10最後の曲です。

「コトリバコ」

この頃、息子の歯が抜け始めました。その抜けた歯を妻が大切に保管しているんですが、抜けた歯は「上の歯は屋根に下の歯は縁の下に投げる」と聞いていて屋根も縁の下も無かった私の家では抜けた歯なんてゴミ箱に直行でした。ですから歯を取っておくなんて考えもしなかったです。妻に「本当に抜けた歯なんか取っとくの?」と聞いたら子供用品のカタログを見せられました。そこには歯や髪の毛を保存しておく専用のケースが売られていました。なんか私「コトリバコみてぇだな」と思いました。

コトリバコ。「洒落にならない死ぬほど怖い話」で有名な恐らく創作怪談です。八尺様やくねくねと並んで殿堂入り、怪談のスタンダードになっている話です。細かい話は皆さん各自検索して読んでいただくとして、とにかく呪いの箱があり、その中には髪の毛や歯や爪が入っているんです。これによく似ていると思いました。妻が私にナイショで子供の歯や髪を保存していて私がそれを見つけたら絶対、誰かに呪いをかけていると勘違いするでしょう。でもそれは実は母親の愛情で出来ている物。アイデア頂きました。

有名怪談の名を冠するのですから曲の方もオドロオドロしく禍々しくしてみました。でも実は親の愛情が詰まった箱だと判明してから一気に明るい曲調にしてみたんですが、これは8のとき出来なかった「トンネルを抜けたような」感じが出来たんじゃないかと思います。親子のわだかまりが氷解していくようなそんな感じが出ていれば良いのですが。

使い魔の家

今日は妻が仕事始め&新年会。しかし子供が二人ともまだ休みで一日中子供の相手です。さすがに疲れちゃうんで区民センターの貸しスタジオにいってドラムで遊ばせる事に。しかしドラムを前にすると私も叩きたくなって調子に乗って子供と一緒にドカドカ叩いてしまいました。結果酷く疲れています。

はい曲紹介です!10の九曲目

「使い魔の家」

ラスト一曲前の曲です。ラストの曲は映像作品でいえばエンディング。となると一曲前のポジションはアルバムのクライマックスを担う曲になります。ですから毎回、ノリが良い盛り上がる曲を割り当てているんですが今回、いつもと違うパターンにしてみたくなりまして。ラストの曲を爽やか系じゃなく不気味系にしてみようと。そうなると一曲前の曲も雰囲気が変わってきます。考えた結果ノホホンとしたゆるい感じの曲になりました。

歌詞の最初のアイデアはお正月、一人暮らしの人の所に裏山から狸や狐や天狗や河童が降りてきて宴会始めるというもの。お話としては面白いものが出来そうな予感がしたんですが、ちょっとアニメ、漫画的すぎてイキグサレっぽくないなと思いました。もうちょっと現実的にしたくてスケールダウン、やってくるのは妖怪じゃなくて動物にしてみました。まあ、やってくる狸は腹鼓打つし狐は頭に葉っぱ乗せているんですがw

お皿戦争

あけましておめでとうございます!年末はずっと大掃除、昨日は妻の実家にごあいさつ。今日は姉ちゃんが来るので正月といえ自分の時間がありません!なので昼間更新しちゃいます。

曲紹介、10の八曲目

「お皿戦争」

私、ベース歴結構長いんですがまったく練習してこなかったものがあります。ピック奏法です。実はギターもバッキングは爪で弾いています。出来ない事はなんだか魅力的に思えてきます。キレのある金属的な音。挑戦してみることにしました。結果、ちょっと攻撃的な曲になりました。

攻撃的な曲ということで歌詞の方も攻撃的にしたいと思ったんですが、残っていたネタは「番町皿屋敷」のお菊さん。お岩さんに続く有名幽霊ですがこの曲に使うにはイメージが離れすぎています。どうしようかと考えていたらあるアイデアが出てきました。攻撃的ってなにも加害者や脅威だけのものじゃない。被害者や迎え撃つ側の攻撃もあるなと。ゾンビ映画でゾンビ撃退するのに極端な暴力でゾンビバラバラにするシーンがあります。そのように幽霊に圧倒的で暴力的な反撃を試みる話を思いつきました。反撃のきっかけになるお皿はお菊さんのイメージが残っています。現代的な「班長皿屋敷」のパロディが出来たような気がします。