現在、午前二時四十分。作業していたらこんな時間です。寝ようと思っても神経高ぶって寝れないので寝酒あおりながら更新しちゃいます。
はい、それでは11最後の曲です。
「ナースコール」
病院系怪談の定番中の定番。誰もいない病室から鳴らされるナースコール。これをネタにしなければこのアルバムは終わらせられません。その他にも死期が近い人にしか見えない死神っぽい黒い影とか子供の霊とか病院怪談のオールスターを揃えてみました。でもこの曲はアルバム最後の曲。最後はやっぱり明るく終わらせたい。これらの怪異でさえ優しくなる状況は・・・と考えて出来上がった曲です。
曲の方も捻くれず明るく爽やかな曲調にしました。このアルバム全体的に捻くれていない素直な曲が多かったように思えます。凝ったこと出来る時間が無かっただけのような気もしますが。それがかえって良かったような気がします。
さて父を介護しながらの生活、数年続く物だと覚悟していたんですが、このアルバムを発表してから一月ほどであっさり亡くなりました。ずっと一緒に暮らしてきた親子ですから様々な感情はありますが私が泣き叫んだり心に傷にならない年齢まで生きていてくれた事には感謝しています。
あ、そうそう死期が近づくと見えないものが見えるのは本当みたいですよ。父も亡くなる一週間前ぐらいから「なんか幻覚みたいのが見えるんだよなぁ」と言っていました。でもそれは怖い黒い影ではなく自分を取り囲む撮影器材だったらしいです。父は学生の頃、演劇部に所属していたらしく最後の最後で俳優の夢叶えたのかもしれません。