はらぺこ軍団

最近、曲作りのため寝不足です。作業終えて寝ようと思ってもなんか神経が高ぶっていて酒を入れないと寝れません。困ったぜ!

それでは曲紹介、7の二曲目

「はらぺこ軍団」

ギターをいじくってたら変なアルペジオのフレーズが出来たので採用。これを元に久々に捻くれモードで作りました。気持ち悪い曲が出来上がったので歌詞も気持ち悪くしたいと思い聴きながら考えていたらギターのフレーズが小さい虫がチョコチョコ歩いているように聞こえてきました。そこで「蝿の女王」「蜘蛛ちゃん地獄」に続く虫シリーズ、今回はアリでいこうと決めました。

前に読んだ本で強烈に記憶に残っていたのがあって、通り魔事件に遭遇して一命を取り留めた女性の話です。路上で血まみれになって意識朦朧としていた所を発見されて病院に運ばれたんですが医師たちの会話は聞こえていたそうです。医師が「早く傷口を処置しろ!」と怒鳴っているんですが看護士が「出来ません!」と言っていて「傷口にアリが集っているんです!」と言うのが聞こえたそうです。そうか、アリも死体食うのかと結構驚きでした。死体の分解者といえば蝿やシデムシを思い浮かべますがこれらは死んで腐敗が始まってからやってきます。まだ息がある新鮮な状態で食らい衝いてくるアリのほうが何だか凶暴な気がします。すぐ側にいる身近な虫なのにこういう一面があるっていうのは面白いです。

バーニアガール

台風の被害、皆さん大丈夫でしょうか。私は靴がビチョビチョになってしまったのでしばらくサンダル生活を余儀なくされているくらいです。

曲紹介、7の一曲目

「バーニアガール」

昨日書いたようにまずは音楽を作ろうと楽器に向かいました。いつものようにベースやギターを手にとったのですがイマイチぴんと来なかったので気分を変えて鍵盤をいじってみました。しばらく遊んでいると使えそうなフレーズが出てきたのでそれを元に曲を組み立てていくと、いつもと違う雰囲気の曲が出来上がりました。作り方を変えると違うものが出来るっていう当たり前のことを認識しました。

あわせる歌詞を考えたとき、なんかフワフワして浮遊感がある曲だったので宇宙空間を漂うイメージで考え始めました。何らかの事故で宇宙空間に取り残された宇宙飛行士というSFホラーをイメージしていました。こういうシチュエーションで一番に思い出すのがウルトラマンに登場する怪獣ジャミラです。とある惑星に取り残され苛酷な環境により怪獣になってしまった宇宙飛行士の話です。この怪獣、私は凄く思い入れがあって逆にこのテーマでは歌詞作りにくく感じました。そこでとりあえず題名にガールをつけてみました。宇宙空間漂っているんだから「バーニアガール」。結果、特定の男に落ち着かず男の間をフワフワしている女の子の話になりました。この曲、唯一イキグサレで妖怪もお化けも殺人も関係ない曲です。普通の乙女心を歌った曲なんですがどうなんでしょう?アリなんでしょうか?w

イキグサレ7

ここに来てようやく曲作りにエンジンが掛かりました。と言ってもかなりギリギリです。なんでこう余裕を持って出来ないのかな!まったく。

さてさて曲紹介です。今日からはこのアルバム

「イキグサレ7」

このアルバムはまったくアイデアが出なかった事もあって今までと違う制作方法を取りました。まず曲を一気に作ってそれから歌詞をつけるという方法です。この方法で気付いたのは、私は作詞より曲作りのほうが得意であるということ、時間をかけて練るより短時間で一気に作ったほうが良いものが出来るということです。恐らく思いついたアイデアを即、形にするとライブ感みたいなものが出るのだと思います。細部までこだわり丹精こめて描いた絵ではなく、ザッと鉛筆一本で描いた荒々しいスケッチみたいな感じですが、どうやら私はこっちの方が好みみたいです。

後、考える時間を自分に与えないというのは結構重要な気がします。考える余裕があると「これでいいのかな?」とか「もっと良い方法があるんじゃないかな?」とか考えてしまいますがいくら考えても短時間で作った以上の物は出てこないようです。「もっと良いもの」を作りたいんだったら時間をかけて鍛錬して短時間で作る物のレベルを上げるしかないように思います。といっても曲作りの鍛錬は曲作る以外ないんですがwまあパッと思いついた物をパッと形に出来る能力が重要なんだとこのアルバム製作で学びました。

で「イキグサレ7」。私の中では2,4と並んで名盤だと思っています。聴き返してもかなりいい線いっていると思っています。ここでまたイキグサレのフェーズが変わった気がします。

煙突ステージ

今日は少し遅れての結婚記念パーティーをしました。妻がワインにあうツマミ色々作ってくれてアマゾンプライムで仮面ライダーディケイド見ながら子供が眠くなるまで飲んでいました。うーん幸せ。

では曲紹介、6のラストナンバー

「煙突ステージ」

怪談で時々見かける高いところにいる幽霊。電信柱とか鉄塔の上に佇んでいる幽霊。最初はこれをネタにしようと考えました。それで不吉な高いところ考えて火葬場の煙突を思いついたんですが今、高い煙突がある火葬場って無いみたいです。そこで使われていない廃墟と化した田舎の火葬場と舞台設定しました。しかしそうなると廃墟の煙突でボーっと突っ立ってても目撃者もいないしお話が広がりません。どうしたものかと考えていたら急にあるビジョンが思い浮かびました。煙突の上でクルクル、ヒラヒラ踊る女の子のビジョンが。月光をバックに煙突の上で踊る少女の幽霊。メチャクチャ美しいじゃないですかwこれで行こうと決めました。

怪談なんですから目撃者が必要です。これは幽霊のダンスや歌に魅入られたファンという事にしました。毎週、あしげく火葬場に通う男の子です。現場では同じく魅了された人たちがいてペンライトとか振ります。ですが何をしても彼女には届きません。お化けだから。ここらへんの雰囲気は私がPerfume追っかけていたときの事を参考にしています。どんなに熱意こめてもアイドルには届きません。またアイドルも受け取ってはいけません。握手会などアイドルとファンの距離を縮める手法が今とられていますが見る側と見られる側には絶対的な断絶が必要だと思います。これをないがしろにしてはエンターティメントは成立しないと思います。この曲の女の子やイキグサレはこの世のものじゃないので自然に断絶していますがリアルのアイドルは大変だなと思いますw

妖怪サンタ

娘の保育園で園庭で捕まえたであろうカマキリが飼われていて今日迎えに行ったら、たまたま捕食シーンを見ることが出来ました。肉眼で見るのははじめてです。凄くラッキーでした。

それはそうと曲紹介!6の九曲目

「妖怪サンタ」

私が持っている妖怪図鑑っていうかRPG用の資料集にサンタクロースが載っていまして。世界中の妖怪、妖精が載っているんですからサンタクロース載ってても考えてみればおかしくは無いんですが妖怪と同列にサンタが扱われているのは目から鱗でした。

結婚して子供が生まれると独身のころは毛嫌い、下手すると悪意を感じていた各種イベント。誕生日やバレンタイン、クリスマス。これの重要性が分かってきました。普段言えない感謝の言葉や愛情表現を無礼講でやれるってのは家族と言うコミュニティに素晴らしくポジティブな効果を発揮します。リア充死ねと言われてしまうかもしれませんが性的なこと、打算的なこと抜きにして優しい気持ち、幸せな気持ちになれるようになりました。そこでイキグサレ版クリスマスソングを作ろうと思いました。

となるとサンタを妖怪として扱うというのが利いてきます。5の曲紹介の時にも言いましたが妖怪を現象として捉える方法をとってサンタを現象として考えました。私の感動した言葉で「サンタを信じているのは子供。サンタを信じていないのも子供。自分がサンタだと知っているのが大人」と言うのがあります。プレゼントをあげて、もらって嬉しい気持ち。みんなでご馳走食べて楽しい気持ち。そういう現象がサンタクロースなんだと思いました。無条件に優しく、嬉しくなっていい日。そんな感じを曲に出せていたらいいのですが。

お父さん遊園地

案の定、息子が夏休みの宿題やってなく昨日、今日と手伝っていました。疲れた・・

はい曲紹介、6の八曲目

「お父さん遊園地」

この曲はまたブリブリのファンクを作りたくなって作った曲です。今回はブラスも入れてよりファンク感を出そうとしました。ファンクって臭ってきそうなビートが特徴ですが私のイメージではなんか子供っぽい玩具みたいな雰囲気があります。youtubeとかで昔のファンクバンドの映像、ド派手な衣装着た黒人たちがブリブリ楽器弾いて歌って踊っているのを見ると玩具箱ひっくり返したような楽しい気分になります。

そこでファンクと子供の親和性は高いということで子供の歌にしました。おっぱいあげたり離乳食作っている妻を見て俺も負けられないと思ったんですがこの時期の男親って高い高いとか飛行機ぐらいしか出来ることないんですよねw役立たずです。ですから歌詞で最高の高い高いと飛行機で世界一の遊園地になりたいという願望を出してみました。今では生意気な減らず口を言っていますが好かれてはいるようで私も好きです。今でも私、マンガや映画や音楽やお化けの知識を総動員して遊園地であろうとしていますw

一撃必殺ガール

なかなか曲作りの時間がとれずに四苦八苦していますが来週から子供の夏休みが終わります。バリバリ曲作るぞ!でもその前に夏休みの宿題手伝わないと!

はい曲紹介、6の七曲目

「一撃必殺ガール」

このブログで前に書いた私が好きな作曲家、小杉保夫さん。小杉氏が作るちょっと古臭さが残る懐メロのようで適度なダサさがあって、しかし凄くカッコイイ曲。そんな感じを目指して作り始めました。歌詞も氏が作曲された「おジャ魔女ドレミ」や「初代プリキュア」のような女児バトル物を意識しました。で、バトル物といえば必殺技。必ず殺すと書いて必殺技です。でもマンガやアニメ、ゲームでも必殺技って大ダメージを与える技で殺しません。そこで繰り出せば100%相手が死ぬ技を体得した女の子の話にしてみました。

きっとこの技、非常に使い勝手が悪いと思います。懲らしめる程度の事でも殺しちゃうし親の敵でもいない限り殺したい相手なんかいないでしょう。日常生活ではまったく役に立たないと思います。そういう感じでユーモラスな曲に仕上げたんですが、殺人や犯罪が日常の地域では有効利用出来るのでしょう。死を笑いとして扱えるのは平和の証拠のような気がします。ありがたいことです。

この曲から「○○ガール」必ずアルバムに一曲入れるようになりました。題名にガールつけると非常に作詞しやすい事に気付いたからですw

ラブラブウォーター

昨日は曲作りでほぼ徹夜状態でクラクラしています。

曲紹介、6の六曲目

「ラブラブウォーター」

この曲の一番最初のアイデアは知らない人のツイッターかなんかの書き込みでした。それは「幼女のおしっこ飲みたい」という非常に気持ち悪いものでしたが「人間の半分以上は水分。だからおしっこは幼女そのもので飲む事によって自分の体の中で永遠に結ばれる」みたいなこと書いてあって、それは「なるほど」と思いました。たしかに物質として肉体を愛するなら主成分である水分は重要です。でも水分はおしっこや汗で出て行き食物や飲料で入って来て常に循環しています。では肉体の水分さえ愛おしいって状況になったら愛する対象は・・・なんて考えていたら地球規模の話になってしまいました。なにか一つを真剣に愛したら世界全部愛する事になるってのはなんか凄く壮大で素敵なことのように思えます。

あわせる曲はとにかく優しく爽やかにしてみました。こんな曲ですが元はおしっこなんですよねぇw

 

テトラポーダ

昨日は娘の習い事の発表会でした。会場の地下に楽器屋さんがあって電子ドラムが置いてあり息子と触らせてもらったんですが欲しくなってしまいましたwドラム練習した事ないですが、これだけ音楽やっているとちょっと遊んでいると簡単なのは叩けるようになるんです。息子も尊敬のまなざしで見てくれますしね!

はい曲紹介です!6の五曲目

「テトラポーダ」

この曲もいままでイキグサレでやってなかったジャンルをやろうと作りました。今回は4ビート、ジャズのリズムです。クールな感じのハイテンポなジャズを目指しました。歌詞は時々怖い話で見かける四つん這いで這い回る幽霊を題材にしています。見た目のインパクトは十分です。有名なホラー漫画「座敷女」でもラスト四つん這いで走っていました。

あと私、よく見る夢で「空を飛ぶ夢」にならんで「四速歩行で走り回る夢」をよく見ます。なぜか夢の中では四速歩行で物凄く速く走る事ができて凄く疾走感や爽快感を味わえる大好きな夢です。この疾走感、爽快感も少しだけ混ぜようとしたんですがやっぱり不気味さが勝っちゃいましたねえ。

題名は「四つん這いの女」じゃクールな感じがしないので色々調べたところ、四肢を持つ陸上脊椎動物の事を全部ひっくるめてテトラポーダと言うらしくこりゃあいいやと採用しました。なんかカッコイイと思います。

 

 

隣の窓

相変わらず肩痛いです。家事やるのもいつもより時間がかかってイライラします。

はい6の四曲目

「隣の窓」

「踏切音頭」でイキグサレでやっていないジャンルを考えて音頭にしたんですが候補としてフォークも出ていました。そこでフォーク調の曲も作り始めました。歌詞は隣の空き家の怪異についてです。この曲に出てくるお化け結構好きで、長く細く白い首を精一杯伸ばして覗いてくるんですが私の中ではこの光景、凄く綺麗でエロティックな映像で再現されています。高橋葉介先生のマンガで「思わず締めたくなるような切り裂きたくなるような」美しい首を持つ女性の話があるんですがこれのイメージに強く引っ張られているように思います。最後で窓ガラスにヒビを入れるんですがこれで物理攻撃も可ということが分かり主人公の生活がよりいっそう危惧されるというオチも気に入っています。